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看護師ブログ Part:1 椎間板ヘルニアのリハビリ

 

みなさん、こんにちは。

動物看護師の佐藤です。

今月から、動物看護師によるブログの定期更新を行います。

病気のお話や、ノミダニ予防、来院された子の可愛い写真など、様々な内容で更新する予定です。

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今回は、椎間板ヘルニアの手術後のリハビリの様子をお伝えします。

背骨と背骨の間でクッションの役割をしている「椎間板」が、何らかの原因で逸脱(飛び出す)し、脊髄を圧迫している状態のことを『椎間板ヘルニア』と言います。ヘルニアの程度や発生場所により、症状は異なりますが、脚の麻痺による歩行障害や排泄障害が起こることもあります。

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今回ご紹介する患者さんは、ミックス犬の「アルトちゃん」

来院時は後ろ足の麻痺があり、検査でもヘルニアが確認されたため、腰の椎間板ヘルニアの手術を行いました。

手術後から、レーザー療法や電気刺激療法を行い、失われた運動機能を再び取り戻すためのリハビリが始まりました。

抜糸が終わり、さらに積極的なリハビリのために「水中運動」と「キャバレッティレール(ポールを跨ぐ運動)」を開始しました。

キャバレッティーレール

 

水中運動 Under Water Treadmill

2020年4月30日

術後1ヶ月 フラつきながらも何とか歩ける状態でした。

水中でも下半身のフラつきが見られ、バランスをとるために後ろ足の間隔がやや開き気味になっています。

 

2020年6月18日

術後3ヶ月 若干のフラつきはあるものの、後ろ足の間隔は広がらず、まっすぐ歩けています。

約3ヶ月におよぶ毎週のリハビリ通院が終了し、治療終了となりました。

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長期間のリハビリ、とてもよく頑張ってくれました。通院している間に、リハビリが楽しかったのか、いつもやる気に溢れていました。

大変なリハビリでも、一緒に楽しくリハビリできたこともあり、病院が好きになってくれたような気がしました。

これからも元気に走り回ってくれることを願っています。

以上で 看護師ブログ Part:1 を終わります。    佐藤

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