獣医師ブログ Part:2 困難な外科症例に対して
2020.09.24
愛郷愛土の遠野人、獣医師の菊池です。
当院の取り組みとして、困難な外科症例に対して大学の先生をお呼びして手術をして頂くことがあります。
先日、顎(あご)の腫瘍に対して腫瘍と顎の骨をいっしょに摘出する手術をして頂く機会がありました。スタッフ総力で回復のサポートをしているところです。
以前の環境では、施設自体が困難な症例に対して、所謂二次施設に紹介して手術して頂く形が多く、自らが携わることが出来ずとても歯痒い思いをしていたことが数多くありました。
この取り組みは、普段から繋がりのある獣医師とコミュニケーションを取りながら、一緒に治療に取り組むことが可能です。今回、自らが携わる機会を得られたことでリアルタイムに飼い主様と色々な話をしながら治療にあたっています。今まで経験することのできなかった治療に対する取り組みと環境に、素直に喜びと遣り甲斐を感じています。
以上、当院の取り組みについてご案内させていただきました。
獣医師 菊池信貴