フィラリア予防のお話
2019.05.10
みなさん こんにちは。
小川犬猫病院 看護師の佐藤です。
最近の寒暖差で、人も動物も体調を崩しやすくなっています。ワンちゃんネコちゃんの様子がいつもと違うなと感じたら、病院で診察を受けることで、安心できるかと思います。ご心配な方は、いつでもお問い合わせ下さい。
今年も「フィラリア予防」のシーズンがやってきました!
フィラリアの感染は、命に関わる病気です。必ず予防しましょう!
予防を始める前に、フィラリアに感染していないか確認する為の血液検査を受ける必要があります。感染していないことが確認できたら、予防を開始します。
予防薬の種類はいくつかあり、
「 錠剤・チュアブル・スポットオン・注射 」から選ぶことができます。
錠剤・チュアブル・スポットオン のタイプは
5月から11月まで、毎月の投薬が必要で、間隔を空けずに最後の月まで飲ませることが重要です。チュアブルタイプには、ノミとマダニを一緒に予防できる物もあります。
注射の場合は一度の接種で1年間効果が持続し、通年で予防することができます。毎年の予防接種を受けましょう。
様々なタイプの予防薬がありますので、どの予防薬を使うか、お気軽にスタッフまでお問い合わせ下さい。
フィラリア検査をする時に、一緒に健康診断を受けてみませんか?
血液を外部の検査機関で測定し、その結果から健康状態を確認します。
「SDMA」という検査では、腎臓の異常を早期に発見することができ、
食事を療法食に切り替える等の対応をすることで、腎臓のケアをすることができます。
大切なワンちゃんネコちゃんが長生きできるよう、定期的な健康診断を受けてみませんか?