看護師ブログ Part:2 健康診断で早期発見!
2020.08.31
こんにちは。看護師の川澄です。
今回のテーマは【病院猫ちゃんの紹介&病気を早期発見!】です。
小川犬猫病院に病院猫がいるのはご存知でしょうか?
もしかしたら会ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
病院猫の「ホーイチくん」 なんと今年で、22歳です!!
子猫の時に怪我をしているところを保護され、それ以来 病院猫として元気に暮らしています。
ご飯と撫でられることが大好きで、病院スタッフの癒しとなっています♪
これからも元気に長生きしてほしいですね!
ホーイチくんのような高齢猫ちゃんに多い病気が、腎臓病です。
従来の検査では、腎臓の75%以上が機能を失ってからでないと数値の上昇が認められません。
しかし、腎機能の低下を早期発見できるSDMAという検査があります。
SDMAは 腎機能の40%を失った時点で数値が上昇するとされています。
報告によると、猫では平均で17ヶ月、犬では9.5ヶ月早く慢性腎臓病を発見できたそうです!
当院では、健康診断として SDMAを含む血液検査を行うことをおすすめしてます。
一生のうちに、犬では10頭に1頭、猫では3頭に1頭が腎臓病になると言われています。
特に猫ちゃんは、体調不良を隠すのが上手なので病気の発見が遅くなることもしばしば。
犬も猫も大切な家族の一員です。
元気なうちから定期的に健康診断をして、病気を早期発見しましょう!
看護師 川澄